鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「枕草子」

清少納言「枕草子」 「徒然草」は全段持っているのだが、枕草子は持っていなかった。一段を読んでみたくなり、購入。現代語訳や注釈本ではなく、オリジナルであれば、青空文庫あたりで無料で読めるのではと思ったが、有料だった。始めから終わりまで通読する…

「幸せカナコの殺し屋生活」1

若林稔弥「幸せカナコの殺し屋生活」1 若林稔弥は昨年まで少年マガジンで「徒然チルドレン」を連載していた。高校生の内面の葛藤を、ねちっこく、ユーモラスに描くことに関しては天下一品。単行本は3巻までしか買っていないが、少年マガジンを購読していた頃…

「男の劇場」1~3

みなもと太郎「男の劇場」1~3 これも単行本を持っているが、kindle版が出ていたので買い直し。電子本で買い直したものは、紙の本を捨てることにしているのだが(もともと置き場所に困ることから電子本に切り替えたので)、紙の本は初版で、現在は絶版になっ…

「完全版 ホモホモ7」

みなもと太郎「完全版 ホモホモ7」 小学生の時に夢中で読んだ。紙の単行本は無論持っているが、kindleで出ていることに気付き、即座に購入。紙版と異なり、少年マガジン連載前のプレ作品「レスレス7喜々一発」が載っているのがボーナストラック。♀♀11(レス…

「能面女子の花子さん」5

織田涼「能面女子の花子さん」5 この作品を取り上げるのは初めてだが、早くも5巻が発売だ。常に能面をつけたまま日常生活を送る花子さんを巡る四方山話。授業もそのまま受けるし、食事もそのまま取る。どうやら家でも面をつけているようで、誰も素顔を知らな…

「引越し大名の笑い」

杉本苑子「引っ越し大名の笑い」(講談社文庫) 映画「引っ越し大名」を見て、松平直矩という人物を知った。脚本を担当した土橋章宏の「引っ越し大名三千里」のほかに松平直矩について書いた小説があるというので購入してみた。てっきり長編小説かと思ってい…

「いとしのエリー」1~5

高見まこ「いとしのエリー」1~5 学生時代に嵌まった作品。雑誌連載を読んで夢中になり、単行本を全巻揃え、繰り返し読んでは涙を流し、繰り返し読んではため息をついていた。それまでの恋愛ものは(小説でも、ドラマでも、漫画でも)人を好きになって、思い…