鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

これが最後の「のだめカンタービレ」

のだめカンタービレ」最終巻となる25巻、もちろん即座に購入した。これが彼らとの本当に最後かと思うと、感慨深いものがある。

面白いに決まっているので、あえて立ち入った感想は述べないが、僕は以下のことを関係者に強く訴えたい。

  1. 「これが最後」などと決めず、これからも気楽に、気長に番外編を書き続けてほしい。できれば、一度はじめたら単行本一冊に収まる程度の分量があれば、単行本派の自分も比較的すぐ読めて嬉しいが、単発でもいい。「清良カンターボレ」とか「黒木くんカンタービレ」とか「ユンロンカンタービレ」とか……読みたいなあ。そうは思いませんか皆さん。
  2. このオペラ編は是非劇場映画化すべきだ。前回の劇場映画は前編・後編とも、「アバター」や「アリス」やらの強敵がいて、週末興行で一度も一位を取れなかったけれど、トータルでは大ヒットだったはず。今回は分量としても適切だし、前作から一応独立していて初めて見る人も楽しめるし、ギャグ満載で受けるだろう。もちろんオペラの実写化はまた山が高いかも知れないが、だからこそこれは映像で見たい。上野樹里は大河があるから、来年は無理だろうが、再来年でいい。

こんな場末のブログでつぶやいても訴求力は弱いだろうけど、人気ブログのnyaさんとこや、作者・二ノ宮知子先生のブログのコメント欄でも、何度か上記を発言している。残念なのは、熱心なファンと思える人も、「映画化は無理じゃない。TVスペシャルならあり得るかも知れないけど……」みたいな意見が多いらしいことだ。ファンの総意として「ぜひとも映画化を!」という雰囲気が作れれば、スタッフも考えるかも知れないが……

(別ブログより転載)