ガリレオシリーズ第4弾、内海薫刑事登場。
この小説をTVドラマ化するに当たって、TVオリジナルで内海薫という刑事を登場させたが、のちに小説の方でも内海薫が登場することになった、という話は聞いていたが、初登場のシーンがなく、従って内海が誰なのかの紹介もなく、唐突に存在している。一作分飛ばしているのかと、気になって何度も確認したが、本作が「容疑者Xの献身」に続くシリーズ第4作であることは間違いないらしい。
何をどう読んでも、湯川は福山雅治、内海は柴咲コウ、草薙は北村一輝の顔と喋り方で脳内再生されてしまう。また、弓削志郎やノ内桜子(TVオリジナルのキャラクター)が登場しないことを寂しく感じてしまう。小説の内海は、ドラマの内海より賢そうだが。
東野圭吾を読むのは久しぶりだ。