本には厚いものもあれば薄いものもあるが、紙の書籍の場合は、印刷や販売の都合上、薄いといっても限度があり、厚いといっても限度がある。電子書籍でも、紙の書籍を電子化したものは当然その影響を受けるが、はじめからそのようなことは想定していない青空文庫の場合、意外な量に驚くことがある。
本作をダウンロードした時、丸々一冊だしの話か、さすが魯山人、と思ったが、数ページのショートエッセイであった。
ちなみに、「美味しんぼ」という漫画で海原雄山が初登場する回では、雄山・山岡ともだしについて講釈を垂れるが、ともに本作品の受け売りであった。
- 作者: 北大路魯山人
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: Kindle版
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