五十嵐正邦を検索していて「コーポ失楽園」を見つけ、「えっ、これも五十嵐正邦だったの!?」と驚愕した。この作品は「少年マガジン」に連載されていた時に一応読んでいたが、はっきりいってあまり面白いものとは言えなかったし、絵柄も内容も、今の五十嵐正邦とはかけ離れていて、同一の作者だとは思っていなかったのだ。
とはいえ5年以上前の作品で、今となっては記憶も曖昧。五十嵐正邦らしさが感じられるならと思い、購入してみた。
で、改めて読んだ上で書くが、本作はクソ詰まらない。女の子はかわいくないし、ギャグもすべっている。とにかく設定が面白くないのでどうしようもない。
逆に言うと、このような作品を書いた人が、数年後には「川柳少女」を生み出すのだから、創作というのはわからないものだ。

- 作者: 五十嵐正邦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/12/17
- メディア: Kindle版
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(2019/8/28 記)