鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

Amazonプライムの謎

Amazonプライムのサービスは多岐にわたるけど、読むことに関しては「対象のKindle本(雑誌、マンガ、Kindle Singlesを含む)を追加料金なしの読み放題で」利用できることになっている。

では Kindle Unlimited とどう違うんだ? というと、読める本の範囲が異なる。実際には Prime Reading で読める本はそれほど多くない。まあ、金額を考えればそんなものかと思う。

それはいいのだが、僕はこれまで、対象となる本は、Amazonプライムの契約をやめたら読めなくなるが、契約を続けている間は、何冊でもダウンロードして(手許に置いて)いつでも読めるものだと思っていた。ところが、手許には最大で10冊までしか置いておけないとのこと。昨日、ちょっと興味のある本が Prime Reading の対象だったためダウンロードしようとしたら、既に10冊に達しているからダウンロードできません、読みたければ今手許にある10冊のうちどれかを削除してください、ときた。

要は図書館方式で、読み終わったら次、読み終わったら次、というのは合理的ではある。図書館も一度に借りられるのは最大10冊までだし、図書館と違って夜中だろうがなんだろうが、いつでも新しい本に変えられるのだから困らないだろうと言われればそれまで。

問題なのは「つんどく」ができないこと。これ、読書好きにとっては致命的なのではないか。図書館の場合は誰かが借りっぱなしにしていると他の人が読めないから制限をかける必要があるが、電子本で制限を設ける意味がわからない。ダウンロードした本が何十冊、何百冊にもなり、Amazonプライムをやめたらこれが全部一斉になくなってしまうよ、という方が、やめられなくなると思う。


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(2020/4/10 記)