鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「JJM 女子柔道部物語」9

待ちに待った新刊だ。

いよいよ春高北海道大会が始まった。やはり試合が始まると盛り上がる。今回はカムイ南の選手はみなそれぞれに勝ち上がっていくので見応えがあった。

神楽えもは初戦で九戸かおり直伝の「バキューン大外」で秒殺。三好千歌の得意技でもあった。その三好も会場にいたはずだが、その時どんな顔をしたのか知りたかった。

さて、シード選手も全員が初戦突破したところで……9巻終わり。もう終わりかよ! 「伝説の大会はここから始まる」というセリフで終わりなのはキツイ。10巻が待ち遠しい。

その他:

  • 成海頁二と東三四郎がゲストで登場。もちろんストーリーには何も関係ない。まだ新東プロにいた時代だ。ポスターを見ると塚原や五頭、柳より大きく写っている。そういう時代があったわけだ。
  • 1989年の世界柔道選手権大会ユーゴスラビア)では、60kg以下級で越野忠則(作品中では越乃忠則)が銀、71kg以下級で古賀稔彦(作中では古賀山稔彦)が金、98kg以下級では持田達人(登場せず)が銀、小川直也(作中では小川田直也)が95kg以下級および無差別級で金の二冠に輝いている。


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