鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「死役所」3

  • あずみきし「死役所」3(新潮社バンチコミックス)

死役所 3巻: バンチコミックス

死役所 3巻: バンチコミックス

第11~13条、コンビを組んでいた漫才師の相方の死。

第14条、念願叶ってスマホを買ってもらい、クラスのグループWINEに入れてもらった女子高生の話。少しでも返事が遅いと文句を言われるので片時もスマホが手放せなくなった……。なかなか身につまされる話で、しかも終盤、意外な展開になる。佳作。

第15条、三樹ミチルという女子大生が生活事故死課へやってきた。自分は殺されたのだと言い張り、殺人として処理してくれないと手続きをしないと駄々をこねる。シ村の説得でようやく手続きをする気になるが、書類を記載中にハヤシの無神経な声掛けで元の木阿弥に。ニシ川などは「ばーか」と言うだけだが、ハヤシの発言がいかに無神経で人を傷つけるか、きちんと説明してやるべきだった。本書では望むべくもないが……

結局、三樹ミチルが死役所の中をうろうろしているだけで終わり。次巻に続くのかな?



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