鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「シャーロッキアン!」1(再)

以前、1巻を読んで興味が惹かれたものの、続きを読みそびれていた。ふと再読し、「これは面白い」と思い、残り3巻大人買い。1巻の感想は10年前にも書いていて、これはこれでその通りだなあと思うが、物足りないので追記する。

第2話

ワトソン博士が本当はどこにケガをしたのか、というのは、博士の結婚の回数とともに極めてポピュラーな謎だが、男性器ではないかという説は本書で初めて知った。このような説が出ていたのか? それとも池田邦彦による新説なのか? ワトソンは何度も結婚したようなのに子が生まれた様子がない。案外、信憑性があるように思われる。

第3話

切り裂きジャックの事件をホームズは捜査しなかったのか、というのも有名な話題だが、ジャックの正体の推理は、これも初めて知る。このような説が出ていたのか? それとも池田邦彦による新説なのか? 意外きわまるが、説明を読むとなるほどと思う。信憑性は高いように思われる。

第7話

大空白時代の解釈はさまざまあり、これもそのうちのひとつ。ただ、読ませる。

第8~9話

現代のイレギュラーズ大活躍! とても面白い。この「踊る人形」の暗号は使えるかも知れないな。