鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「吼えろペン」1

燃えよペン」と同じく炎尾燃が主人公で、時系列的には「燃えよペン」のあとになるが、内容的にはかなりの変化があり、別作品と考えた方がしっくりくる。発表は2000~2004年で、「燃えよペン」の約10年後である。

  • 炎尾プロのスタッフが一新されている(「燃えよペン」の第一話に登場した女性アシスタントが可愛かったが、今回のスタッフに女性はいない)。
  • 第一話の最終ページに「この作品における人物、事件、その他の設定はすべてフィクションであります」と大きな文字で書かれている。
  • ストーリー展開も、漫画家あるあるっぽい話ではなく、殺人未遂事件が起きたり、炎尾が命を狙われたり、銀行強盗に巻き込まれたりと、かなり荒唐無稽な展開になっている。

初めて読む話だと思ったが、既視感がある。掲載誌は(「燃えよペン」は竹書房のシンバット、YOUNG CLUBという自分に縁のない雑誌に対し)月刊サンデージェネックス小学館)だから、当時、読んでいたのだろうか。


漫画・コミックランキング