- シモダアサミ「女の解体新書」2
1巻を読んでから日が空いたため、最初は状況が呑み込めなかったが、だんだんわかってきた。登場人物は基本的に1巻と同じ。
- 亮クン(社会人)とミキ(学生)
- 田所理(オサム)と真琴(夫婦)
- 望月と咲子(望月の片思い)
亮クンとミキが一番頻度が高い。
1巻にはどこにも1と書かれていない、と書いたが、それも当然で、いったん完結したのが、単行本の売り上げがよかったため続編が描かれたということのようだ。
18話
コトのあとはすぐ寝たりするのではなく、僕もしばらくはいちゃいちゃしていたい派だ。ただおしゃべりは困る。話をするにはある程度頭を働かせないといけない。している時は頭の中がバカになっているし、頭を理性的に戻すと余韻が逃げてしまう。
19話
和田さんは若い上野さんに当たっていたのではなく、同世代の男女のアルバイトが必要以上に仲良くなるのに歯止めをかけようとしていたのではないか。仲良くなるのはいいけど仲良くなりすぎると仕事に支障が出ることが少なくないから。
20話
子供ができて女は母になるのに男はどうして父にならない(なろうとしない)のか、については、「ミステリと言う勿れ」で喝破されたのが決定版。これについてはいずれ書くつもり(いつになるやら)。
21話
瀬戸君が単にダメ男だったというだけだが、瀬戸君、ここまで焦って一気に話を持っていこうとせず、もう少しゆっくり迫っていたらまた違った結果になっただろうにな。でもまあ、瀬戸は女の子と「ゆっくり愛情を育んでいく」ということがわからないのかも。
22話
望月もナチュラルにハラスメントするなー。だからもてないんだろうと思えてしまう。
24話
オサム君は真琴の大変さがわかってきたようだから、よかった。もっとも職場の同僚から「いつまで続くかだな。あの田所だぞ」と言われているようでは……
26話
ミキの初体験の時の思い出。亮とミキのセックスシーンで幕を開け、幕が降りた。