鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「あたしンち」12

あたしンち(12)

あたしンち(12)

表紙の絵はまたお母さんに戻った。みかん、お父さん、ゆずぴは一回ずつだけ。これではしみちゃんとかが表紙になる日は来そうにないな。

本作は面白いとは言ってもほんわかする話が多く、笑えるエピソードはほとんどない。そんな中、No.4は大笑いした。お母さんはなだかんだいってお父さんが頼り。

No.6もオカシイ。人はみな「得意のあいづち」を持っている。「い~じゃな~い」はいいかもね。

No.7、みかんは岩木くんが好き、そして、その気持ちが醒めないように努力している。恋の魔法はほんのささいなことで解けることがあるから。

No.14、みかんは岩木くんと親しく話をしている吉岡がうらやましい。なぜ吉岡がうらやましいかというと、みかんは吉岡には気軽に話しかけられるけど、岩木くんには声をかけられないから。が、実は岩木くんはみかんと親しく話をしている吉岡をちょっとうらやましく思っている……

PROFILEの記載は「あたしンち」1~12。今回も正しい。初期の巻が重版になる時に発売日に合わせて手を加えたのが原因かなあ。電子版は第何版かも発売日も、底本にした紙版が何なのかも、全く記載がない。ちょっと不親切だ。


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