鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

ヒリヒリする本

自分がどういう作品を好むか、自分なりにはわかっているつもりだったが、ここ二年ほどで600冊近い本の感想をブログに書き込んでいるうちに、自分は「ヒリヒリする話」が結構好きなんだなあ、ということに気づいた。

このカテゴリーに属するものというと、古くは永井豪の「デビルマン」、横山光輝の「バビル二世」「闇の土鬼」、新谷かおるエリア88」、梶原一騎「カラテ地獄変 牙」、岩明均寄生獣」など……。最近読んで、当ブログでも感想を書いたことがある作品となると、裸村の「穴殺人」がまさに該当する。

何が「ヒリヒリする」のかというと、説明が難しいが、こうして作品を並べてみると「理不尽な力によって人の命が軽く扱われる」、要は「次々と人が死ぬ」話ということらしい。だからといって、サイコパスの資質ありのように思われると困るが。


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