鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「今日のさんぽんた」2

登場するのはりえ子とポン太のみ。二人の会話のみで話が続いていく。りえ子の父母、そして姉がいるらしく、話には出てくるが、本人は登場しない。みっちゃんという友人がいて山田くんと付き合っているらしいが、姿は出て来ない。

ただし1巻では幼なじみのコースケが三回登場した。本巻でも三回登場。本人がいないのにりえ子がずっとコースケのことを考えているシーンもあって、この二人はこれからもしかして……? とちょっと予感させる。コースケにその気はなさそうだけど。

相変わらずポン太のツッコミは鋭い。りえ子に聞こえていないというのもいい設定だ。だからりえ子はへこたれずボケを続けていられる。

僕は猫が好きだから、猫が登場する漫画は採点が甘くなる*1。一方、犬そのものに実はあまり興味がない。それにも関わらず本作は面白いと思う。作品自体がそれだけ優れている証左だ。


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*1:実際、猫漫画には傑作が多いと思う。最近だと「ねこようかい」とか。