鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

ついに懐妊。「狐のお嫁ちゃん」6

  • Batta「狐のお嫁ちゃん」6(みんなのコミック)

kindle版は2020年7月24日刊。紙版は今年の2月にできたようだがAmazonでは入手できない。

この作品は、もともとぬしさまと抱き合いたい肉食系のお嫁ちゃんと、そういうことに及び腰の草食系ダンナとのいちゃこらからスタートしたものである。ぬしさまは断わる口実として、今子供ができてもお金がないから育てられないといい、育児資金を貯めるために狩猟の仕事を始めた経緯がある。

が、4巻で登場した狐のバッテンは育児真っ最中。5巻では、前巻で登場したサダの妊娠と、そちらの方向に話がどんどん進んでいった。4巻のあとがきによると、2019年1月に作者に長男が誕生したとのこと。その影響が出ているのだろう。本巻ではサダが出産し、満を持してお嫁ちゃんが懐妊した。

余談だが、作者が女性だったと知った時は軽く驚いた。女性の身体の描き方が男性視線のように感じられたのだ。女性の下着姿を「需要」とか言うんだ、今の若い人は、そういう点でも男女差はなくなってきているのかな。

サダの夫さん登場。予想外に変な人だったが、サダはぞっこんの様子。他人には伺い知れない、いろいろな愛の形があるのだ。

狩猟の話は終わったのかと思ったが、再び狩りをする姿も見られた。

ぬしさまの妹の新芽は希望の大学に合格した。



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