鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「ボディガード牙」3

2022年4月7日kindle版刊。「プロレス地獄変」「バンコクの微笑」の二編所収。「週刊サンケイ」での掲載は、前者が1973年4月~6月、後者は1973年8月~10月掲載。

プロレス地獄変」ではプロレス強者との対決、「バンコクの微笑」では前半の素人ギャング(ギャングとしてはプロだが格闘家としては素人)相手に無双するところはそれほどではないが、後半でタイ式との対決は見もの。

ギャングによる強盗の陰謀に巻き込まれても、この手の陰謀話は梶原一騎は必ずしも得意ではないのだと思う。その上必ず女性のエロシーンが登場し、それを色っぽい、必須の展開だと思う人もいるのかも知れないが、またか、と思う人もいる。自分は後者だ。

やはり真骨頂は格闘家同士の対決だ。プロレスを必ずしも弱いものとは描いておらず、牙も不意打ちでは勝てるが正面衝突では苦労する。タイ式は二度目。ダラダラページを割かず、短時間で決着がつくのもスピーディで良い。



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