鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「同じ穴の狢」

オリジナルは2017年2月12日刊。kindle版は2019年8月9日刊。表紙などを含め、全26ページ。

現在入手できるユニの本の中で、最も古いものではないかと思われる。絵柄はそれほど変わらないが、ストーリー展開は少し単純過ぎるかなあとは思う。

皆川優子(36歳)は専用主婦。5歳になる子供のことで悩んでいる時に、友人を介して小学校の教師をしている桐野渚(33歳)と知り合った。ともに既婚者だが、いつしか二人は身体の関係を結ぶように……

優子の悩みが何なのかは明かされず。優子も渚も、男性の夫がいるが、これは本来は同性愛者だが、いろいろな事情で仕方なく男性と結婚したのか、バイなのかはわからない。優子は渚に口説かれるまで、自分のことは気づいていなかったようだが、渚は学生時代から知っていたはず。

渚がなぜ優子を口説こうと思ったのかもはっきりとはわからないが、「同じ穴の狢」であることを敏感に察したから、ということかな。



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