鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「アオイホノオ」27(新刊)

2022年8月10日刊。ついに「炎の転校生」の連載が始まる。

第156章

「誰からも人気のあるアイドルを好きな者同士は意外とぶつからない むしろ特殊な好みを持つ者同士はぶつかりあうのでは」のあとで、キャンディーズのランちゃん派はぶつからないが、ミキちゃん派はぶつかる、という例は納得いかない。自分らが小中学生の頃(キャンディーズが現役の頃)は、スー派ラン派ミキ派に分かれて、誰が可愛いか世界一決定戦が繰り広げられたものだったが、だいたいどの派閥も同じくらいの人数で、特にラン派が多いとかいうことはなかった。自分の好みを措いておけば、三人ともそれぞれに可愛かったし、それぞれに美人だった。

かがみ♪あきらの描く女性は細過ぎて自分の好みではなかったが、早世のニュースはショックだった。

第157章

当時の「少年サンデー」のアンケートで、一位と二位は「うる星やつら」と「タッチ」に決まっている、という話。他を圧倒する人気だったのは頷けるところだが、「うる星やつら」は毎回水着姿のラムが登場することが人気の秘密では、とホノオが気づくところが面白い。実際、ストーリーとは別に、ラムの可愛さは人気の原動力だろうし、ラムの可愛さの大部分は、あの服装(あれを服と言うなら)にあるのは間違いないところだ。ちなみに同時期には細野不二彦の「GU-GUガンモ」も連載中だったが、不動の三位というわけではなかったのかな。

第158章

尾藤さんが再登場してくれて嬉しい。ホノオは意外ともてる奴で、これまでにもいい感じになった相手は何人もいるが、今のところ尾藤さんが一番可愛いし、似合っている気がする。また出て来てほしい。ところで、実在の人物なのだろうか。

第159章

悪口や批判的なことを書いてきた人に対して、見返してやろうとか、今後の戒めにしようなどと思わない方がいい、というのは真理だ。なにごとも、マイペースを乱されるのが、長期的には一番マイナスになる。

第160章

新しい女生徒の出会い!?

第161章

樺上桜は同業者だったが、ペンネームを教えてくれないので正体不明。どの分野でもそうだろうが、同業者との付き合いは大切である。相手が覆面というのが気になるところだが、自身も言っているように、相手が人気作家なら卑屈になってしまうし、嫌いなタイプの作風なら態度に出てしまうから、知らない方がいいのかも知れない。ところでこの人、ホノオに劣等感を抱かせるためだけに出てきた使い切りのキャラ? それとも今後も登場する? 読者も知っている漫画家かな?



漫画・コミックランキング