鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「静かなるドン」6

秋野年彦の所属した組織は骨神会、新鮮組の末端の組織だった。年彦ははいきなりヒットマンにさせられてしまうが、人を殺したくない年彦は姉にすがり、秋野明美新鮮組の総長に会いに行く。拳銃の扱いも知らないチンピラをヒットマンに仕立てたことに怒ったヤクザの静也は年彦を破門。これで永久に年彦はヤクザにはなれなくなった。

弟を救ったお礼だと、静也は秋野とデートを楽しむ。が、ヒットマンに撃たれる。幸い軽症で済んだが、秋野と付き合うことは危険に巻き込むことだと悟り、付き合いを諦める。

天才デザイナー・イッセー尾山登場。ヤクザに弱味を握られ、覚せい剤の販売に利用されかけたところを静也に救われ、御礼代わりにプリティと業務提携を結ぶ。静也はプリティのデザイナー・近藤が自分であることを告白。イッセー尾山は静也に惚れ込む。尾山は静也にヤクザを辞めるよう説得するが……

秋野さんに抱いてと言われた時に、さっさと抱けばよかったのにと思うが、純な静也はそういうことはしない。二人の関係は、深まるような、離れるような。

理江は登場せず。ちょっとかわいそう。

前巻で、鳴り物入りで登場した山本勘美が以後活躍していないと書いたが、新たにイッセー尾山が登場……



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