2018年10月4日刊。
もとは織田うさこのブログで、2006年~2008年に「きらきら研修医」として全3巻が単行本化されたもの。さらに2007年には小西真奈美主演で実写ドラマ化されている。
コミカライズ版も、2007年に琴ふづきが「きらきら研修医 うさこのドタバタ日記」(アメーバブックス)を刊。本作との関係は不明。
医師を主人公にした漫画は数多くあるが、研修医を主人公にした作品は珍しい。森本梢子の「研修医ななこ」以来だろうか? 未熟な人間が未熟なりに大望を持って頑張る姿は美しいものだ。
ただ、桜沢の絵は人物がきれいでいいのだけれど、きれい過ぎて、疲れてやつれている様子があまり伝わってこない。化粧する間もなくスッピンといいながらも絵にはまつげがバッチリだったりするのが残念。そういう意味では、森本梢子の絵は合っていたなあ。