2015年4月24日電子書籍刊。もともとは2005年に自費出版されたもの。表紙を含めて42ページの薄い本。
小学生の時に同級生の女子を殺したことを皮切りに、以後15人の女性と一人の男性を殺したサイコパスなシリアルキラー・寒川一彦を取り調べる。彼の語った過去は……
最初の殺人を犯した時に、両親が彼をかばうのは当然ではあるが、周囲が事故として処理したのは、被害者のためにも、加害者にとってもよくなかった。あの時きちんと叱責し、罪の意識を持たせていたら、その後の殺人はなかったであろうか……まあ、サイコな人の心理はわからないが。
短いが怖い話。