鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「殺戮の王」(全11巻)

  • ヤギ君「殺戮の王」1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11(完結)

少年ジャンプ+」2021年10月9日~2023年2月25日連載作品。単行本は2024年2月25日刊。

たまたま広告に出て来て1巻を読んでみたら面白過ぎて止まらず、一気に全巻読破。

異世界ファンタジーもの+タイムリープもの+バトルアクションもの。恋愛要素も少しあり。ワクワクする「少年漫画」の要素がうまく詰まって息も継げないほど。普段こうした作品にはあまり触れていないが、好きなんだなあと思う。

絵には若干素人くささもあるかなあ? とも思うが、ストーリーが本当によくできている。いくらなんでも同人誌でこのクオリティはあり得ないだろうと調べたら、「少年ジャンププラス」の「インディーズ連載」だったことがわかった。「インディーズ連載」は、恐らくは新人作家向けの枠で、編集者はノータッチ、アクセス数に応じて原稿料を支払うというシステムだとか。

それにしたって、単行本がなぜジャンプコミックスでないのか不思議だが、最終巻のあとがきに「2024年2月25日をもって集英社様から独立し、著作権がすべて私個人の財産になります」と書かれていた。何があったのかはわからないが、何かがあったようだ。


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