- ユニ「あなたみたいに」1(ナンバーナイン)
2025年2月1日刊。元は同人誌で2024年11月17日刊。54ページ。
ユニの新刊は「笑っちゃうほど恋してる」「佐々木のバカ!」以来か? 約三年ぶり。気付かず読むのが遅くなった。
栗栖柑奈(くりす・かんな)は、学生時代は人気者でヒエラルキーの最上位にいたが、会社勤めをしてからはなかなかうだつがあがらず、大きな仕事を任せてもらえない。
駅で男性にしつこく絡まれている桜川弥生に声をかけ、窮地を救ったことが縁で親しくなり、一夜を共にしてしまう。女同士は初めてだが、弥生に惹かれている自分に気付き、悶々とする。
仕事で、取引先のデザイン事務所の社長に会ったら、それが弥生だった! しかも、高校時代の同級生だった(ということを思い出した)。高校時代は地味な人だったのに……
女性がきれいでスタイリッシュなので引き込まれる。学生時代の成績と仕事のできる・できないは連動しないことも多いから、あまり気にしない方がいい。というより、人生は長い。誰でも常に高速を滑空するわけにはいかず、調子のいい時もあれば、低速飛行をせざるを得ないこともある。どの状態も長くは続かないもの。いちいち他人を比較しても疲れるだけ……と、年を取るとわかる。
しかし、この仕事での出会いが、二人の関係にどう影響を及ぼすのか。いいところで次巻へ。
ひとつだけ不満を述べておくことにする。価格を見て、150~180ページ程度の通常の単行本かと思ったら、わずか54ページの薄い本だった。これは率直に言ってガッカリだ。

