鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「泣きたい夜の甘味処」

  • 中山有香里「泣きたい夜の甘味処」(KADOKAWA

2022年1月28日刊。著者初の創作漫画(過去に「ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術」というベストセラーあり)。

「夜廻り猫」や「よなきべや」と同傾向の作品ということになるか。このタイプの作品はそれなりに種類があると思うが、今は他に思い浮かぶものがない。

つらい思いを抱えていて、それを誰にも話せないでいる人に、人ならぬものがそっと寄り添ってくれる。本作では熊と鮭だが、この二人(?)の経営するお店で出すスイーツが素敵。そして毎話ごとにていねいなレシピがつく。そういう意味ではグルメ漫画、レシピ漫画でもある。

こういう作品に触れると、世の中捨てたものではないな、という気になる。

背景となる建物のパースが狂いまくっていてパース酔いする。これは今後に期待だ。

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