- 中山有香里「泣きたい夜の甘味処」(KADOKAWA)
2022年1月28日刊。著者初の創作漫画(過去に「ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術」というベストセラーあり)。
「夜廻り猫」や「よなきべや」と同傾向の作品ということになるか。このタイプの作品はそれなりに種類があると思うが、今は他に思い浮かぶものがない。
つらい思いを抱えていて、それを誰にも話せないでいる人に、人ならぬものがそっと寄り添ってくれる。本作では熊と鮭だが、この二人(?)の経営するお店で出すスイーツが素敵。そして毎話ごとにていねいなレシピがつく。そういう意味ではグルメ漫画、レシピ漫画でもある。
こういう作品に触れると、世の中捨てたものではないな、という気になる。
背景となる建物のパースが狂いまくっていてパース酔いする。これは今後に期待だ。
過去記事
- 「夜回り猫」1(2019-12-08)
- 「夜回り猫」2(2019-12-09)
- 「夜回り猫」3(2020-04-11)
- 「よなきごや」(2023-10-31)
- 「よなきごや」下(完結)(2024-02-20)

