- 荒達哉「ハリガネサービス」1, 2, 3, 4, 5(少年チャンピオン・コミックス)
「週刊少年チャンピオン」2014年26号~2018年46号掲載作品。単行本は、1巻は2019年4月8日刊、2巻は2019年6月7日刊、3巻は2019年8月8日刊。全24巻(完結)。続編に「ハリガネサービスACE」(全24巻)、スピンオフに「ハリガネサービス外伝ヒュドラブレイク」(全11巻)あり。
男子高校バレーボールを描いた作品。
下平鉋(しもだいら・かんな)は中学時代にケガをして試合に出られなくなり、ピンチサーバーとして貢献すべくひたすらサーブの技を磨いていた。
ケガも治り、豊瀬高校へ進学。公立高校では強豪で、ここでレギュラーを目指す。が、ここには中学東京選抜メンバーが大挙して入学していた。彼らを差し置いて下平は試合に出られるのか。そこへ私学の雄、桐城高校から練習試合の申し込みがある……
同期のメンバーや先輩と反目し合ったり協力し合ったりしながらチーム力をつけていき、強敵と渡り合い、より強い相手とぶつかって、……というあたりは典型的な学園スポコン漫画。青春だなぁ。
バレーボール漫画なんて、「アタックNo.1」「サインはV」しか知らなかった。この40年、ほかにバレーボール漫画はあったのだろうか。もしなかったとすると、初の男バレ作品である。
バレーボールのルールもすっかり変わってしまった。リベロなんて言われてもよくわからず、ユニフォームが違うのも違和感があるし、25ポイント制というのも、サイドアウト制ではなくラリーポイント制というのも、卓球みたいで馴染めない。
馴染めないといえば、主人公がサーブを打つ時に狙ってネットインできるというのが一番あり得なくて笑う。もっとも狙ってできるということは、狙いが読まれれば対処されるということで、必ずしも必殺技ではないところがミソなのだが。
アニメ化もされたらしい。とにかくバレーボールを題材にしているという点でポイント高い。





