- 小林大樹「ラグナクリムゾン」1(スクウェア・エニックス)
2017年10月21日刊。
この世界、竜は人類の天敵にして捕食者。狩竜人(かりゅうど)は竜を殺して報酬をもらう職業。ラグナとレオはペアを組む狩竜人。だが、レオはわずか12歳にしてぶっちぎりの竜討伐数を誇る天才だが、ラグナはそのおまけに過ぎない。「おまけ」と言っているのは本人と周囲で、レオはそうは思っていないのだが。
レオは名誉も金もいらない、ただ自分が最強であることを示したいと思っている。そんなレオについていかれるのは(覚悟と言う意味で)ラグナしかいないのだ。また、剣の腕前以外はレオは年齢相応に甘えん坊で、ラグナは風呂に入れたり歯を磨いたりといった世話も焼いている。面倒見がいいのだ。いいコンビだ。
このでこぼこバディで艱難辛苦に立ち向かっていくのだろうと思っていたら、なんと2話で別れ、3話で新たにクリムゾンとバディを組むことになるのだった。これには驚いた。ラグナはレオを愛していたのではなかったのか……。確変して急成長したと思ったら、レオに「足手まといだ」と言い放つとは……
そしてラグナとクリムゾンの竜を滅ぼす物語が始まった。タイトルからすると、この二人のバディは長く続くのだろう。レオの再登場はあるか!?
ファンタジーものの一種だが、ちょっとほかにない展開。先が楽しみ。

