明野照葉、「女神」(光文社文庫) 明野照葉は、昨年「ひとごろし」を読んで以来、注目しており、まずは既刊の作品を読んでしまおうと目に留まったら買っているところである。ただ、彼女の作品は病的な気味悪さが漂う作品が多く、あまり立て続けには読みたく…
永井するみ、「年に一度、の二人」(講談社文庫) 三つの短編からなる。当初は、同じようなテーマで中身の異なる短編集かと思ったが、三つ目の話で三つの話が溶け合う。これは連作短編、いや、三つの章に分かれた長編と考えるべきか。三組の男女における一年…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。