鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

2011年8月の新刊

8月4日

  • 柴田よしき、「神の狩人 2031探偵物語」(文春文庫)

長編だとちょっと買うのを躊躇するのだが、短編(それも連作短編)となれば、買わずにはいられない。

神の狩人―2031探偵物語 (文春文庫)

神の狩人―2031探偵物語 (文春文庫)

8月5日

つい買ってしまった。

モーテル0467 鎌倉物語 (小学館文庫)

モーテル0467 鎌倉物語 (小学館文庫)

  • 永嶋恵美、「泥棒猫ヒナコの事件簿 別れの夜には猫がいる」(徳間文庫)

ヒナコシリーズ第2弾。もちろん即買って読んだ。

8月10日

即買い。過去の「こわい話」からの傑作選だった。さいわい「こわい話」はまだ全巻揃えておらず、たまたま過去との重複はなかったが、こういう「タイトルを変えて出す」というのは愉快じゃない。出版側に読者をだます意図がなかったとしても、間違えて買う人がいないよう慎重の上にも慎重に対応してもらいたいものだ。たとえば、表紙に「これは過去の『こわい話』からの傑作選です」と大きく書いてあれば間違えようがないのだ。

8月30日

著書が出ると、ああまだご存命なんだなあと思う。その一方で、たいして面白くもないバクチの話はもういいだろう、という気持ちもある。

マンボウ 最後の大バクチ (新潮文庫)

マンボウ 最後の大バクチ (新潮文庫)

(2011/11/28)