1990年10月11日刊。「月刊少年マガジン」1990年8月号、9月号掲載。
いきなり坂本龍馬が出てきて驚いた。なんと、陸奥八雲の話は壱巻で終わり。本巻では陸奥出雲という人物が出て来た。今気づいたが、この作品は「外伝」なのだ。よくわからないが、この前に「正伝」があるのだろう。しかも、陸奥出雲が主人公のはずなのに、どうも狂言回しになっている節がある。坂本龍馬、沖田総司の物語こそが作者が描きたかったことのように受け取れる。
ただでさえも幕末は好物だが、怒涛の展開で一気に読み進めた。この話にはまだ先があるようだ。