鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「私たち家族に必要な時間」(既刊6巻)

ラブストーリーではなく、学園ドラマでもない。悪魔が出て来るが、それは設定を借りているだけで、ホラーでもファンタジーでもない。分類は難しいが、強いて言えば父娘の葛藤を描いたもの、となるか。斬新な設定に惹きつけられる。

1巻は2020年4月17日刊。

女子高生の晴菜は父、昌虎の事をシカトし続けている。ある日、久々に会話を交わした二人だったが、喧嘩に発展し昌虎は家に帰って来なくなってしまう。一週間後……晴菜が学校から帰ると、昌虎の部屋に見知らぬ赤ちゃんが……!? 父と娘、そして一匹の猫(?)による親子関係再生物語が今、始まる!(Amazonの紹介より)

2巻は2020年12月11日刊。

女子高生の晴菜は、ある日突然赤ん坊に戻ってしまった父親の昌虎を育てる事になってしまった! 猫型の死神の使いサンシロウの協力を得ながら、すくすくと育っていく昌虎と遊んだり出かけたりと、その成長を見守っていくのだが……。(Amazonの紹介より)

3巻は2021年5月28日刊。

女子高生の晴菜は、ある日突然赤ん坊に戻ってしまった父親の昌虎を育てる事になってしまった! 順調に成長していた昌虎だったが、身体に異変が起きてしまう。晴菜は問題解決に向けてサンシロウや友達の力を借りながら様々な方法を試みるのだが……。(Amazonの紹介より)

4巻は2022年4月15日刊。

女子高生の晴菜は、ある日突然赤ん坊に戻ってしまった父親の昌虎を育てる事になってしまった! ますます自由奔放になった昌虎に振り回される晴菜とサンシロウ。夏休みに入り友達と遊びに行く約束をする晴菜だったが昌虎も一緒に行く事になり……。(Amazonの紹介より)

5巻は2023年1月6日刊。

女子高生の晴菜は、ある日突然赤ん坊に戻ってしまった父親の昌虎を育てる事になってしまった! 夏休みの一件で急激な成長を遂げた昌虎は、記憶の一部を思い出した。父と母の馴れ初めに興味津々な晴菜は、昌虎から高校時代の話を聞くことに……。(Amazonの紹介より)

6巻は2024年2月16日刊。

女子高生の晴菜は、ある日突然赤ん坊に戻ってしまった父親の昌虎を育てる事になってしまった! あれから約半年、遂に全ての記憶を取り戻した昌虎は、晴菜が知らない自分たちの過去を打ち明かすのだった……。(Amazonの紹介より)

春菜は父・昌虎と二人暮らし。昌虎はまだ死ぬはずではなかったが、ドジな死神の使いが他人と間違って魂を奪ってしまい、魂の抜けた身体を赤子にしてしまった。慌ててその魂を肉体に戻したものの、要は大人だった昌虎が急に赤ちゃんになってしまったというわけ。事情を知った春菜は、赤ん坊を自力で育てる決意をするが、高校生で育児の経験もない春菜には大変な試練。が、ドジな使いのサンシロウは猫の姿になり、付きっ切りで育児に協力、その甲斐あってなんとか日々を過ごしていた。

この赤ん坊は急激に成長し、約半年で元の昌虎になった。あっという間だが、春菜が高校に通いながら育てられる限界でもあったろう。成長するに従って元の人格の記憶が復活したため、学校に通わせる必要がないのは幸いだった。この過程で、昌虎は喧嘩早い人ではあったが、意味もなく人を虐める人ではなかったことがわかり、また、母親の死の真相も判明。もともとギクシャクしていた父子はようやく理解し合えるようになった。

という形で大団円かと思ったが、母を殺した犯人も捕まっていないし、春菜が密かに思いを寄せている植木くんの父親が犯罪行為の片棒を担いでいるらしいが詳細は不明なまま……と思ったら、昌虎が急激に老けてあれ? というところで「7巻へ続く」となった。

完結していなかったのか!

作者のtwitterを見たら、8巻完結予定だそうだ。これまでの単行本の発行スパンから考えると、それは当分先になりそうだ。ゆっくりと待とう。



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