鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「アオイホノオ」26(最新刊)

炎の転校生の連載開始前夜。

今回感動したのは、小学館には同社が誇る資料室があること。ここには小学館が発行したありとあらゆる漫画誌が揃えてある。コミックスになっていない幻の作品も、コミックス化の時に描き直されたものの連載バージョンも、すべて詰まっているという。これは見たい! 一日だけでいい、いや半日でいいから、中に入れないものだろうか。あだち充の「牙戦」を、死ぬまでにもう一度読みたいのだ。

あと、「風の戦士ダン」では途中から原作の雁屋哲自らがギャグを入れていたというのも「新情報」だ。漫画史を塗り替える報告なのではないだろうか!? 雁屋哲美味しんぼ、と思っている最近の読者にとっては「それが何?」かも知れないが、「男組」で雁屋哲を知り、猛虎硬爬山を練習した世代にとっては、まさに青天の霹靂なのだ……。



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