鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「万年Dランクの中年冒険者、酔った勢いで伝説の剣を引っこ抜く」4

2020年10月7日刊。

クルシェは女だった! そうくるとは思わなかった。また、クルシェはルーカスのことが好きだった。これはそうではないかと思っていた。というわけで謎の半分ほどは解けたことになる。

さて、神剣ウェヌスはクルシェとも関係を持ち、彼女にするようルーカスに命じるが、アリアがいるのだからとルーカスはこれを拒否。ところがなんとアリアもクルシェを受け入れるという。

アリアは身分を隠しているが貴族の出。そのため父には妻が三人いたといい、複数の妻を娶ること自体に不満はないようだ。自分が気に入った相手ならいいと。ただ、ルーカスにクルシェと関係させるために酔わせておいて襲わせるように仕向けるのは厭だなあ。ちゃんと両者が納得し、愛し愛されて結ばれてほしかった。酔わせて強引に関係を持ってしまえば、あとはずるずる……という発想は、今日アウトだろう。まあ、ルーカスもクルシェを好きだったことには違いなく、背中を押したのだけだと考えることにしよう。



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