鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「鬼灯の冷徹」7巻

鬼灯の冷徹(7) (モーニング KC)

鬼灯の冷徹(7) (モーニング KC)

  • 作者:江口 夏実
  • 発売日: 2012/11/22
  • メディア: コミック

迷わず購入。最近、漫画の単行本はなるべく買わないようにしているのだが、これは数少ない例外。

連載当初は小ネタの積み重ねで、早々にネタに詰まるかあっという間にマンネリ化するのではないかと危惧していたのだが、ページ数が増えてむしろ面白くなった。作者いわく、ページ数が少ない時は説明しないとわからないような話が描けなかったが、今はそういう制約がなく描きやすいとのこと。

異形の世界を描いているのだが、のんびり屋で大らかな上司と真面目で有能な部下という組み合わせは、会社や学校などの組織で日常的に見られるものであり、そういう部分に共感するのかな、とも思う。ちなみに、閻魔大王に鬼灯の代わりは務まらないだろうが、鬼灯にも閻魔大王の代わりは務まらない、ということは言っておきたい。