2巻はさらにパワーアップ。
第7話では小日向とは比較にならぬほどのミニスカートにマニキュア・へそ出し・胸の谷間強調のスタイルをした女子が登校してくるが、桜大門は彼女をすんなり通してしまう。怒る小日向だが……
彼女は教師なのかと思ったが、生徒会長だった。彼女は、おしゃれをしたい女子の気持ちをすこしでもわかろうと、敢えてこのような恰好をしてみたのだった。そして説得力ある言動で、小日向にあまり派手は服装はしないよう言い聞かせると同時に、生徒会に対しては服装規定の撤廃を提案。
生徒会長の大和撫子は、人望がある上に腕力でも男子がかなわないらしく、もちろんスタイルもいい。さらに、彼女に強烈な対抗意識を燃やす副会長の古郡薫。また小日向微笑と桜大門をくっつけようと仕掛ける妹の鈴句(りりっく)など、個性的なキャラがどくどく登場する。さらに小日向の友人、秋名素子が保健委員の出淵遊(いずぶち・ゆう)推しなことも判明し……
沼に嵌まりつつある気がする。