- 松本救助「モトヨメ エリート女医編」
モトヨメシリーズ第三弾。
表紙を見ると、顔が可愛らしくなり、絵の上達の跡が感じられる。
胸の大きさも普通になって、ようやくわかってきたのかと思ったら、今度の主人公は病的にやせている。いや病的は言い過ぎかも知れないが、あばらが浮き出ているし、足も細い。なんの心境の変化かと驚くが、看護婦は相変わらず胸が大きいので、今回の主人公をこれまでと変えてみたということか。
病院における「実験」の様子などはあまりにも非現実的だけど、そこはまあ、突っ込むところではなく。別れた二人が最終章でよりを戻すのだが、その時の「やり直すことはできないかもしれない、だったら新たに一から始めましょう」というセリフはなかなか心に残る。
しかし医師(勤務医)というのは他の業界の人には想像を絶するほど忙しいらしく、だから離婚率はかなり高いと「研修医ななこ」にも出てきた。つるかめつるかめ。
(2020/3/27 記)