鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「プレイボール」11(最終巻)

主要登場人物

  • 井口(江田川中学)
  • イガラシ

試合

  • 練習試合
  • 谷原(第一シード)
  • ●5-19
  • 最初は谷原の補欠との対戦となり、リードしていたが、途中から顔を出した監督が墨谷に補欠は失礼だとレギュラーに総入れ替えし、ガチでぶつかったら歯が立たなかった。

雑感

勉強会も無事終了。谷口らは三年生に進級。丸井は二年生に。

墨谷二中からはイガラシ、久保、江田川から井口など、名だたる選手が続々と入部。「キャプテン」のオールスターが勢ぞろいの観あり。

墨谷もシード校となったが、春? に甲子園に行った谷原との間にはまだまだ大きなへだたりがあった、が、このまま終わる墨谷ではない……というところで終わり。

弱小チームを率い、もともとは自分も投げられないというハンディを負いながら、二年かけてチームをここまで引っ張ってきた谷口やナインを描いたということなんだろうし、将来を予感させるところで終わりというのも悪くはないが、せっかく優秀な一年生が大勢入ってきて、墨谷としては今年こそ大いに期待できるのにその前で終わりというのは残念でもある。続編が生まれたゆえんである。

谷口愛のかたまりである丸井が墨谷に入ってきたのはわかるが、イガラシや井口、リトルで優勝した片瀬などは、あちこちの野球の強豪校から誘いがあったに違いない。なぜわざわざ墨谷に来たのか、その説明がほしかった。シード校入りした墨谷からの誘いということで目を輝かせる人は、そのレベルの人であり、イガラシや井口はそういうレベルをはるかに超えているはずだ。

それに井口は、イガラシと同じチームでやりたかったのかなあ? 性格的には、イガラシを倒して甲子園へ行く、と考えそうだが……。


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