鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「真・異種格闘技大戦」6

第六巻は、次の対戦が描かれる。

  • アフリカゾウ vs クズリ(承前)
  • マウンテンゴリラ vs ライオン(続く)

アフリカゾウ vs クズリの結末もすごかったが、ハイライトはマウンテンゴリラ vs ライオンである。ここでは、回想シーンがたっぷりと挟み込まれ、このゴリラがなぜ柔術の黒帯なのかについて描かれる。

今賀(こんが)由樹という柔術世界選手権のチャンピオンがいた。総合格闘技(バーリ・トゥード)に挑戦し、連勝街道を走ってタイトル挑戦権を獲得する。が、体格もパワーも今賀をはるかに上回るチャンピオンの前に、今賀は惨敗を喫するのだった。

リベンジを誓う今賀は山籠りをしてゴリラを練習相手に技を磨くも、まったく歯が立たない……というところで6巻が終わる。新たなキャラクター・今賀のこの後に興味津々である。



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