- 南Q太「ひらけ駒! return」1
前作の(不本意な)終了(2012年)から約5年経過後、講談社の新Web雑誌「BABY!」(その後「ベビモフ」に改名)に2017年から2019年まで連載された作品。全2巻。
ようやく続編が描かれたかと楽しみに読み始めたのだが、なんと「ひらけ駒!」の続編ではなく、前日譚である。小学3年生の宝くんが将棋に興味を持って道場に通うようになり、少しずつ強くなっていくところ。1巻終了時点で3級。まあ、これもいいか。たくましく、カッコよくなった宝くんもいいけど、この宝くんもかわいくていい。
金城リカという、友達というか、ライバルというか、親しい仲間が登場。最初は男の子だと思ったら、女の子だった。まあ、小学生くらいだと、服装や喋り方で敢えて区別をつけないと、見かけはそう変わらないからな。
宝ママはあまり変わらない。というか「ひらけ駒!」で時間の経過に従って、本当は少し年を取るはずなんだけど、変わっていないから、ここでも同じということ。