鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「静かなるドン」5

芹沢が率いる紀州組の関東侵攻は、これまでにない強敵に思われたが、理江の協力と芹沢の過去を調べた静也の頭脳作戦であっさり撃退。しかし、これだけ大勢の人間を殺せば大騒ぎになり、新鮮組の存続の危機だと思うが……。芹沢の父は、能條純一の漫画のキャラクターにそっくり。

猪首の別れた妻と子供の話は良かった。ぐっときた。

都内で一人暮らしを始める。職場の同僚が(静也も)引っ越しの手伝い。このあたりは昭和の風情だなあ。

秋野さんには年彦という弟がいるが、暴走族のリーダーを務めるワルで、手を焼いていた。年彦は、種々のいきさつから、暴力団の準構成員になってしまう。なんとかヤクザになるのを阻止したい秋野は……

引っ越しの手伝いに行った静也は、秋野さんのベッドで寝てしまい、寝言で「秋野さん……」と名を呼んだのを本人に聞かれてしまう。静也の気持ちをしった秋野の行動に変化は表われるか。

著名なデザイナー・山本勘美を、三顧の礼を以て迎えたプリティだが、これといった活躍をする様子がない。今後見せ場は訪れるか。



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