2014年4月16日刊。
こういう本を読みたかったの。著者自身がどのような選手生活を送っていたのか、また、同僚の選手や監督、コーチなどのエピソードがわかるようなもの。とても面白く読んだ。
「最高のコーチは教えない。」を読んだ時、吉井は冷静な人なのかと思い込んでいたが、仰木監督に言われて腹が立ち、監督室の机をひっくり返したことがあるとか、かなりの激情家なのだと知って驚いた。本書では、メジャーでも監督に殴りかかろうとしたことがあるなどのエピソードが出て来る。すごい人だ。
MLBでは通訳なしだったこともあるようで、英語には苦労したというが、それで仕事がきちんとでき、生活もできたのだからたいしたものだ。