清良の師匠、カイ・ドゥーンがR☆Sオケに興味を持ち、リハに参加するエピがある。ここでの彼の振る舞いは「世界のコンマス」にふさわしいもので、千秋がここで初めて「世界」のレベルを知る重要なシーンである。(子どもの頃はヴィオラ先生と仲良くしたり、バイオリンのジュニア・コンクールに出場したりしていたが、日本へ帰って来てから彼が「世界」に触れる機会は皆無だった。)
日本ででもできることがある、オレは日本で頑張ればいい、と思っていた(思おうとしていた)千秋が、やはり世界へ行かなければ、と考えるようになった転機になる話だと思うので、ドラマでこのエピを抜かしたのは残念だった。
(別ブログより転載/original : 2010-04-24)