鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「チェイサー」6

最終巻なのは意外だ。終盤で時間が一気に流れたが、まだまだ続けてほしかった。なんらかの「判断」が働いた結果かも知れないが、漫画自体も地味ながら面白かったし、手塚治虫評伝として、また昭和30年代・40年代の漫画史的な意味合いもあり、連載終了は残念…

透明なゆりかご~産婦人科医院看護師見習い日記~

沖田×華の名前は、「本当にあった笑える話」を通読していた頃に「毎日やらかしてます。」という作品を読んでいたため名前は知っていた。発達障害を抱え、苦労しつつも周囲の理解や手助けに支えられて、細々と漫画家をやっているのだと思っていた。こんな著名…

「宇宙兄弟」35

シャロン月面天文台がついに完成。ここまでくるのにとてもとても苦労したから、まさかまたダメだなんて言わないでくれよ、頼むよ、と拝むような気持で読んでいた。ランプが点灯した時は本当に感動した。その上、その天文台を使ってエンジニアチームが最初に…

「プレイボール2」1 - 5

「プレイボール2」の連載が始まった時は大きな期待をし、リアルタイムで読みたかったから掲載誌のグランドジャンプの購読を始めたのだが、4巻が終わるあたりで、今後は単行本を買えば雑誌はいらないな、と判断しグランドジャンプの購読を中止。つまり4巻の最…

「川柳少女」8

表紙の七々子はこれまでで一番かわいい。本巻では、ついに七々子とエージが自分の相手に対する気持ちに気付き、いつかちゃんと告白するぞと決意するシーンがある。「いつか」というのが彼ららしいが、いよいよ先を期待させる展開である。ますます快調で目を…

「川柳少女」7

五十嵐正邦「川柳少女」7 そろそろ新しい巻が出た頃かと検索していたら、7巻がとっくに出ていた(のに気付かず買い漏らしていた)。第一巻から最新刊まですべてAmazonで買っている本は、次巻も出たら買うに決まっているんだから、「そろそろ次の巻が出ますよ…