鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

秋月りすの若草物語

まんがライフオリジナル」(掲載誌)はだいたい読んでいたはずだが、いつの間にか終わっていて、気づいたら新連載が始まっていた。最終回がどうだったのか、ずっと気になっていた。

家に単行本が7巻まであって、たまたまあと一冊で完結ということがわかったので、さっそく購入。

秋月りすの作品はいろいろ持っていて、どれもクオリティが高いが、代表作を選べと言われたら、自分なら「かしましハウス」をあげる。

主人公が4人もいて、その描き分けが本当にうまい。それぞれに感情移入してしまう。個人的な好みでいえば、(末っ子の)よもぎちゃんが男っぷりがよくて好きだな。

なぜ打ち切りになったんだろう。すぐに「おうちがいちばん」の連載が始まっているから、人気が落ちたためというわけではないだろう。「おうちがいちばん」は家族ネタはいいのだが、職場ではいわゆる「ドジなOL」をネタにしていてあまりおもしろくない。

(別ブログより転載/original : 2008-11-16)