鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「先生、先生、先生」3

中学3年生の椿がいじめられて怪我しているのを甲斐が助け、自身が経営するバーにつれてきてハ二―ジンジャーミルクをご馳走したところ、椿に惚れられてしまい、以来三年間つきまとわれるが、甲斐は相手にしない……と思ったら、椿が大人になるのを待っていましたという話。今回こそ「先生」はどこにも出て来ない。

前作もそうだったが甲斐は椿と23歳差だから41歳のようだ。しかし見かけは50代に見える。オヤジズムに掲載された作品だから敢えてちょっと老けさせているのかも知れないが、ちょっと気になる。

椿が相談を持ちかける同級生? の最上は、前作の最上徳子だろうか。

割とあっさりの45ページ。