鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「山田とせんせい」下

  • 五十嵐藍「山田とせんせい」下(角川コミックス・エース)

せんぜいは別れた妻に会いに行ったり山田と海に行ったりいろいろ本を読んだりするが、心の隙間は埋まらない。一緒にいると山田につらく当たってしまうのに、離れていると、そばにいてほしいと思う。しばらく会えなかった山田を求め、海に行って山田と再会。

ラストシーンのセリフ。
「山田、ずっと言おうと思ってたけど、お前おっぱいでかいな」
「先生、ずっとそんなこと考えてたの? でも話してくれて嬉しいよ」

二人の心象風景でもあるのだが、上巻の「秋」、下巻の「冬」の季節感がとてもよい。



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