鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「聖女と魔王の偽装婚約」

  • 鳥原習「聖女と魔王の偽装婚約」

2021年8月10日刊。表紙などを入れて36ページの正真正銘の薄い本。

聖女ヒナタは兵をかばって敵の手に落ち、無残に殺された。その無念を晴らすべく、妹聖女が立ち上がり……と伝えられるが、ヒナタは殺されず敵の捕虜になり、丁重に扱われていた。ヒナタは、聖女として国を救うことを求められていたが、実は面倒な存在として厄介払いされただけだった。

魔王に見初められたヒナタは、協力してホワイトな組織を作ろうと誘われ、協力を承諾する。恋愛関係に進むかは、定かではないところで終わる。

これで終わりとはあっけないが、本編があるようだ。

鳥原習の作品は初めて読むが、女性が美人・絵がきれいで好感が持てる。これで話が面白ければいうことがない。他も読んでみたい。



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