2023年11月6日刊。
ついにファブルvsルーマーの戦いは最終局面を迎えた――
とにかくダラダラと延びず、終わったことにホッとしている――
アキラ、ヨーコが無双するシーンは多くはなく、ギャグの要素も薄い――
第一部のヨーコとペダイヨチャとの対決は、漫画史上燦然と輝く超弩級のギャグだったが、同じレベルのドラマはもはや期待できないのか――
ヨーコが全裸で告白という大胆なことまでしたが、結局タコ社長といったいどうなったのか、はぐらかされたまま――
面白いことは面白かったが、第一部とはくらぶべくもない――
新型コロナ禍での社会の様々な圧迫感が、作者の精神にも影響を与えたらしいが――
これで終わりでよいと思うが、続編を書くなら第三部ではなく、前日譚、アキラとヨーコが休みに入る前のバリバリ人を殺していた時代の話だったら読みたいと思う。