2018年2月22日刊。上下巻はほぼ同時期に出版されたのか。
少しいい感じになる男性が二人登場するが、付き合うまでは行かない。勤めはやめた。ルームメイトが結婚したため、引っ越しして一人暮らしを始める。女優としては、主演のチャンスをつかむ。が、もも自身には成長が感じられず、最後まで「悩み続けている」ところで終わる。
第30話で結婚相談所からの紹介でセッティングしてもらうが、連絡なしでドタキャンしてしまう。会うのが怖い、会いたくないという気持ちはわかるが、ドタキャンはない。こういうことをして平気な人は何をやってもうまくいかないのでは、と思う。
36話で月野さんと遊園地に行き、ドキドキしたももは、それが月野さんと一緒にいるからなのか、遊園地だからなのか判断ができず、その検証のため、38話でアツヒロと遊園地に行く。その後も、月野に電話してつながらないとアツヒロに電話したり、月野さんと会えない代わりにアツヒロと会ったりするなどを繰り返す。こういう態度も気になる。ももは生真面目で固いというけれど、本当の意味で真面目な人はこういうことはしないのではないか。アツヒロはももに惚れているというわけではなく、こういう役割を受け入れているようだが。
