鞄に二冊

少しでも空き時間ができると、本が読みたくなる。

「女の解体新書」

女の解体新書

女の解体新書

2巻と3巻があるようだが、1巻(のはず)の本書には1とはどこにも記載がない。

女性の心とカラダについて解き明かした書である。

毎回カップルが登場し、二人の会話や付き合いを通じて、微妙なオンナゴコロを描き出している。

作者は(恐らく)女性で、絵柄も女性的だが、女性の性愛についての描き方は男性視点だなあ、と思っていたら、本作は「漫画ゴラク」(有名な、大人な男性向け雑誌)に連載されたものなのだそうだ。そういう雑誌から依頼が来たからそういう作品を描いたのか、そういう作品を描く(描ける)人だからそういう雑誌から依頼がくるのかはわからない。

毎回違うカップルが登場するのかと思っていたが、同じ人が何度も登場する。

  1. 亮クン(社会人)とミキ(学生)
  2. 田所理(オサム)と真琴(夫婦)
  3. 望月と咲子(望月の片思い)

おまけにミキと真琴と咲子はみな知り合いだった。狭い人間関係だ……


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