高木さんと西片は同じクラスで席が隣同士。高木さんはしょっちゅう西片をからかう。西片はなんとか一矢報いたい、高木さんをぎゃふんと言わせたいと作戦を練るが、常に返り討ちに遭ってしまう。というのが基本のパターン。
第一話では、西片が高木さんを驚かせようとびっくり箱を(授業中、先生と高木さんに見つからないように)作っているが、そんな矢先に高木さんから、「筆箱がゆがんで開けられない。ちょっと開けてみてくれない?」と言われる。西片がふたを開けると中からびよ~~んと飛び出して、思わず大声を出してしまう。そして西片が先生に叱られる……というのが最初の事件だが、
- 高木さんにバレないようになにごとかを成しても、たいてい見透かされている
- いちはやく、西片と同じ方向でかつもっと緻密なやり方で先手を打たれる
- 叱られるのは西片
というあたりがその基本の型になる。